アスペルガー症候群の人が変化への対応や計画を立てて実行することが苦手な本当の理由とは?

人は親しくなると、たとえば
「〇〇さん」と呼んでいたのが「〇〇ちゃん」、「~しますよね」という話し方が「~するよね」など。言葉遣いもだんだんと砕けた感じになります。

ところがアスペルガーの人は、
こういった人との関係の変化に順応していくのが苦手です。

たとえば仕事で出会った人と堅苦しい関係だったのが、仲良くなり、お付き合いするようになったとします。
それでもどこかよそよそしい言葉遣いで接してしまいます。

本人の中では距離は縮まっていて仲良しのつもりでも、相手からは「この人、どうしていつまでも敬語なんだろう?」「もうちょっと普通に話してほしいな」と思われることもあります。

しかしこれは関係性が変化しても、それに合わせて言葉遣いを変えるのが苦手というアスペルガーの特性なので、周囲から認識してもらうことはなかなか難しいんです。

もちろん会社などでは謙虚さが伝わるので、表面的には良い印象を与えることができますが、その反面、なかなか人との距離が縮まらないというデメリットもあるようです。

縮まらない距離感への改善方法

アスペルガーの人は、想像するのが苦手かもしれませんが、親しい人へは言葉遣いをラフにするという努力をしましょう。

少しずつでいいので「砕けた話し方」を意識します。

(例)
そうですよね→なるほど、そうだよね
帰ります→じゃあそろそろ帰るね

一見、普通の人なら自然と出てくる言葉かもしれません。しかし頭では理解していても、その状況になると想像力が乏しいためなかなかすぐに言葉がでてこないので、日頃から一言一言意識して使う訓練が必要です。

でも安心してください。
意識して続けていれば、自然と親し気な言葉がでてくるようになります。

また、周囲の人はアスペルガーの個性であることを受け止めてあげて、「堅苦しい人だ」と突っぱねずに、時間をかけて交流してあげてください。

他の人よりも時間はかかりますが、
ゆっくりと改善することは可能です。

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計画を立てて実行するのが苦手

人は何かに取り組むとき、
まずは計画を立てると思います。

計画を実行するためには、
作業手順や、期日までの時間配分を考えて、
いろいろな事態を想定して取り掛かります。

アスペルガーの人の中には
計画を立てて行動するのが苦手な人が多いです。

その理由もやはりアスペルガーの特徴である
「想像力の欠如」「全体像の把握が苦手」なことが関係しています。

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想像力の欠如がもたらす影響

想像力が乏しいと、計画を実行するための
大事な中身の部分をイメージすることができません。

そうなると時間の使い方があいまいだったり、
突発的な事態が起きた時に対処できなかったり、
予定通りに物事が進まなくなります。

予定を立てて実行し、目標を達成するという事は
アスペルガーの人にはなかなか大変だったりします。

どうすれば計画を実行できるのか

計画通りに予定を立てて実行するためには
スケジュール管理が必要です。

スケジュールを視覚化して、
1日1日やるべきことを書きだして
実行するのが一番現実的かもしれません。

そして日々やらなければいけない事がある中で
スケジュールも並行して行わなければならないので、
やるべきことの優先順位つけて作業をこなします。

作業をこなしたら、1日を振り返り、
何ができて何ができなかったかをチェックします。

目に見えるカレンダーや手帳などの予定表を
使いこなせるようになれば計画が立てやすくなります。

全体のスケジュールを管理するのが苦手な人は、
一覧表をつくって見える化することで、
自分の現在の状況をチェックできるようにするのが得策です。

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