アスペルガー症候群の中に「自分の気持ちを優先」してしまったり「手先が不器用」な人が多い理由

会話のキャッチボールをしている途中で、ついつい自分の言いたいことを先に言ってしまう人、相手の心にズバっと突き刺さる発言をしてしまう人、それはもしかしてキャッチボールではないかもしれません。

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように本来の”コミュニケーションのある会話”というのは、相手を気遣い、ストレスを与えず、楽しく話すのが基本。

それが崩れて、知らず知らずのうちに相手を不快にしていませんか?

相手にかまわず自分の気持ちを優先しやすい

アスペルガーの人は相手の気持ちを考えず、自分が頭に浮かんだこと、思ったことをすぐに口にしてしまうクセがあります。

具体的には脳機能の問題で「相手の気持ち」を想像したり考えることが苦手なのです。

悪気はないのに、素直に気持ちを表現してしまい、結果相手を傷つけてしまうなんてこともよくあります。

大人な人からは、「正直で素直な人なんだな」と思われますし、普通の人からは、「なんて空気の読めない人なの?」と人間性を疑われてしまうこともあります。

それは相手の気持ちを優先して考えることよりも、圧倒的に自分が思ったことや感じたことの優先度が勝ってしまうからです。

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空気を読めない人の改善策

自分が思ったことを思ったまま、感じたままに話すと、相手を傷つける場合があることは理解できたと思います。このようなクセは全く治せないわけではありません。

相手に思ったことや感じたことを話す前に自分がこのような言い方をしたらどういう気持ちになるか、一呼吸おいてから話すクセをつけてみてください。

自分が言われたらちょっとでも気になる発言ならば、一旦すぐに伝えるのをやめます。そしてもうちょっと柔らかく伝えるにはなんて言ったらいいのかを自問自答してみましょう。

普段から言われたときの気持ちを先に考えてから発言するようにクセをつけられると、この症状は大きく改善することができます。

一般的には、「相手の気持ちになって言葉を選ぶ」という大人の対応スキルでもあるので、この努力は間違いなく自分自身の成長にもつながることになります。

それでもちょっと自信がなければ、自分の思っていることや発言が問題あるかどうかをあらかじめ信頼できる人に相談するという方法もあります。

話し方、接し方を客観的にチェックをしてもらって具体的にどこを治したら良くなるかを考えるのは、自分を見つめ直すうえでとても良いキッカケにもなります。

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アスペルガー症候群の人の中に手先が不器用な人が多い理由

アスペルガー症候群の中には、細かい作業が苦手という人も多いようです。

ハサミや手先を使う作業、靴の紐を結ぶ、裁縫、こういった器用さが求められる動作をなかなかスムーズに行うことができません。そこには「脳」の問題が関係している可能性が高いのです。

運動失調(協調運動障害)

何かを目で見て手足に動作を伝達させるには、
「小脳」とよばれる部分が正常にはたらいている必要があります。
この小脳が損傷していることで動作がうまくとれないともいわれています。

このように手足の動きを協調させたり伝達が困難な状況を
運動失調(協調運動障害)といいます。

アスペルガーの人は
これに該当している可能性が高いといわれています。

靴紐を結んだり、絡まった紐や、イヤホンのコードを解くのが苦手だったり、ルービックキューブや知恵の輪が全く解けないのもこれが影響しているようです。

運動失調は治せるか?

小脳が損傷している運動失調を完全に治すことはできません。
ただし訓練を重ねることによって、少しでも改善していくことは可能です。

たとえばお手玉を2つ用意します。
ひとつを右手で上に投げながら、それを目で追い、
もうひとつを左手から右手に渡す。これを繰り返します。

慣れるまではちょっと疲れますが、
運動失調改善のトレーニングになります。

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