精神科・心療内科ってどんなところ?気楽に通うために知っておくべきこと


気持ちが落ち込む、家から出たくない、理由もなく不安感が募る、こうした精神的な不調は誰にでも起こり得ることです。気分転換などによって解消できる一時的な症状なら良いのですが、不調が長期に渡るのであれば、ドクターの診断を受けることが必要でしょう。


しかし日本では、精神科や心療内科に行くことに対して、まだまだ抵抗があるという人が圧倒的に多いという現実があります。精神的な悩みから早く解放されるためにも、精神科や心療内科に気楽に通院できる環境が求められています。

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精神科・心療内科に通いにくい原因

家族や友人にも自分が精神科に通っている、と言うのをためらってしまう人は大勢いるようです。それは、「精神の病を持つ人」イコール「変な人」あるいは「危険な人」というイメージが、日本の社会には少なからずあるからです。ニュースに取り上げられる事件の犯人が、たまたま精神を病んでいると、マスコミがことさら大きく報道してしまうのも影響しているでしょう。犯人が風邪をこじらせたことによって事件を起こしたとしても、マスコミは飛びつきません。精神に何らかの病があるからこそ、センセーショナルなこととして扱う傾向があるのです。こうしたことが、精神の病に対する偏見を助長していることは否めません。


海外、特にアメリカでは、内科や歯科と同じように、誰もがかかりつけの精神科・心療内科があると言います。少しでも悩みや精神の不調があれば、精神科や心療内科のドクターに相談するのが当たり前の社会なのです。ですから、友人が精神科・心療内科に通っていても、特段気にすることもありませし、ましてや危険視するようなこともありません。
日本でも、人目を気にすることなく通院できる、そんな環境になることが望まれます。


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精神科・心療内科ってどんなところ?


そんな日本の社会ですから、精神科・心療内科に初めて行くとなると勇気がいることは確かでしょう。しかし、心配は無用です。精神科・心療内科も内科や歯科と同じ病院です。風邪をひいたときのように、あるいは虫歯になったときのように、気楽に通院すればよいのです。
そうは言っても、まだ不安、という人もいることでしょう。そこで、精神科・心療内科とはどんなところなのか、簡単に紹介しましょう。


初めて行く人は他の病院と同じように初診扱いですから、健康保険証が必要になります。受付に提出しましょう。すると、問診票を手渡されますので記入します。今まで大きな病気をしたことはないか、薬のアレルギーはないか、現在治療中の病気はないかなど、治療に必要な情報を漏れのないように記載しましょう。


問診票を受付に出した後は待合室で診療を待つことになります。待合室には様々な患者が診察を待っています。うつむき加減の人、ぶつぶつ独り言を語っている人、フードや帽子を目深にかぶり他人と目を合わせないようにしている人。なかには紙袋を頭にすっぽりとかぶった人もいたりします。それぞれが精神的な病を抱えていることが分かる光景です。でも慌てることはありません。人に危害を加えるような患者はいませんし、むしろ良い人が多いという印象を受けるのではないでしょうか。ただし、どうしても待合室の雰囲気に馴染めないなどという場合は、看護師に話せば別室で待たせてくれるケースもあるので、遠慮せずに相談してみてください。


さて、名前が呼ばれれば診察開始、診察室でドクターと対面です。ドクターの前では率直に自分の精神状態を話しましょう。内容によっては話しにくいこともあるかもしれません。例えば、異性に関わる問題や性的な興味の話などは、初対面のドクターには話しにくいでしょう。しかし、その話題が重要なキーワードとなり、治療につながるかもしれないのです。ドクターや看護師には守秘義務があります。話した内容が外部に漏れることはありません。どんな些細なこと、あるいは恥ずかしいことでも話してみてください。きっと、それが突破口となりドクターから最善の治療法が提示されるはずです。


診療が無事に終われば、会計まで待合室で再度待つことになります。名前を呼ばれたら会計を済ませ、薬が出される場合は処方箋を受け取ります。患者の中には、この名前を呼ばれる、ということに抵抗がある人もいるようです。名前が呼ばれることで誰か知り合いに気づかれてしまうと恐れている患者もいるのです。このような場合は、どの精神科・心療内科でも、診察券に記載されているID番号で呼んでくれますので、その旨をドクターや受付に話しておきましょう。すると、診察時にも会計時にもID番号で呼んでくれますので、昔の知人などがいた際にもバレることがありません。


その後は、薬局で健康保険証を提示、処方箋を出して薬を受け取り、会計を済ませます。なお、薬局ではお薬手帳の提出も忘れないようにしましょう。

最後に

簡単ですが、精神科・心療内科がどんなところかご紹介してきました。おそらく通院に際しての心配はなくなったのではないでしょうか。精神状態に不安がある人、悩みがある人は、気楽に精神科・心療内科に行ってみてください。治療が進むにつれ、これまで悩んでいたことがうそのように、気持ちが晴れ晴れとしてくることでしょう。


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