トイレを探す手間も発症原因になる!?過敏性腸症候群とは?

通学や通勤のため電車に乗ったとたんにお腹がグルグル、ゴロゴロ。次の駅で慌てて飛び降りトイレに駆け込む、こんな経験をしたことはありませんか?

一度こうした経験をすると、通学や通勤のたびにお腹が痛くなるのでは?という一種の恐怖心が湧いてきて、なぜか悪い予感が的中。再びトイレへ・・・。

これは過敏性腸症候群といって精神的ストレスと大きな関係がある病気の可能性があります。

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過敏性腸症候群の特徴は?


毎日通勤時にお腹がグルグル、ゴロゴロする。心配は募りますよね。そんなときは一度病院で大腸など腹部臓器の検査を受けてみましょう。それで異常がなければ過敏性腸症候群の可能性が高いと言えます。
過敏性腸症候群で特に多いのは腹痛を伴い便が下痢状であることです。ただし、すべての人が下痢に悩まされるのではなく、腹部膨満感や便秘症状が現れることもあります。
テレビでも製薬メーカーのCMで、水なしでも服用することができる下痢止めなどをよく見かけるようになりましたよね。こういったCMからも分かるように、過敏性腸症候群に悩まされている人は多く、日本における患者数は約1,200万人にものぼると言われています。


患者の男女比では女性のほうがやや多くなっていますが、下痢の症状を訴える患者は圧倒的に男性が多いようです。年齢的には20代から30代が一番多くなっています。
こうしたデータを見ると、過敏性腸症候群はなにやら日本社会が抱えている問題とリンクしているとも言えそうですね。

過敏性腸症候群の発症原因は?


過敏性腸症候群は、大腸などの知覚過敏や運動異常が発症の原因とされています。
過敏性腸症候群の患者は気分の落ち込みや不安感など精神的なストレスを訴えるケースが多いのですが、ストレスは脳の視床下部と呼ばれる場所から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンの分泌を促します。

このホルモンは腸の働きを非常に活発化させることが分かっています。その結果、腸が知覚過敏や運動異常を起こし、腹痛や下痢、膨満感などが発生してしまうのです。


満員電車に長時間乗る、会社で嫌いな上司と話す、学校で大事な試合がある、再び腹痛が起きてトイレを探さなければならない、途中下車して遅刻しないか心配になる、このようなことがストレスとなり過敏性腸症候群は引き起こされます。

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過敏性腸症候群の治療法は?


治療法で一番よい方法はストレスを取り除くことなので、学校や会社を休んで通学・通勤をしないということです。しかし、腹痛や下痢が心配で何日も学校や会社を休むことは現実的には不可能ですよね。


そんなときは病院で薬を処方してもらいましょう。CRH拮抗薬という大腸の動きを抑制する薬は過敏性腸症候群に対しての効果が確認されています。不安感が強い場合には、抗不安薬や抗うつ薬が処方されることもあります。精神科のドクターとよく相談し、適切な薬を処方してもらい服用するようにしましょう。


また、腹痛や下痢の症状を取り除くためには、大腸をはじめ体の調子を整えることが必要なので、繊維質や脂質が多すぎる食事を避ける、乗車前の水分を控えめにする、朝食をしっかり摂り排便のリズムを作るなど、生活スタイルを見直すことも大切になってきます。


地道ではありますが、こうした行動がストレスマネジメントに繋がり、治療そのものにも役立つことになるでしょう。

最後に

現代の日本はストレスの多い社会です。そのため過敏性腸症候群を患う人も多くなってきています。いつ腹痛や下痢を催すのか不安を抱えながら生活を送ることは、さらなるストレスとなるので、体調不良の悪循環を引き起こすことになってしまいます。


早めにドクターに相談するとともに生活を見直すことが重要です。同時にストレスマネジメントも上手に行い過敏性腸症候群を克服していきましょう。

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