二次障害とは具体的なこんな病気!主な9つの病名と症状を知ろう

今回は「二次障害」には、
具体的にどのような疾患があるのかをご紹介します。

気分障害(うつ病)

うつ病は誰かに怒られたり非難を受け続けたストレスや、失敗してはいけないという緊張感などから心が疲弊してしまう病気です。気分が強く落ち込んだ状態が2週間以上続いている場合はうつ病になっている可能性があります。うつ病になると、体が疲れやすい状態になり、注意力ややる気が低下します。興味を持って続けてきたことに関心がなくなったり、自信を喪失したり、無気力になってしまいます。そうなると普通の生活を続けることがだんだんむずかしくなってきます。

強迫性障害

強迫性障害は強い不安感から常に「怖いことが起こるのではないか?」という根拠のない考え(強迫観念)や、外出するときに「ひょっとしてガスの元栓を閉め忘れていないか?」「家の鍵をかけ忘れていないか?」など何度も確認してしまうような行為(強迫行為)にとらわれてしまい、普通に日常生活が送れなくなってしまうものです。このような強迫性障害は、自閉症スペクトラムの1つであるアスペルガー症候群の「強いこだわり」と非常によく似ています。アスペルガーの強いこだわりが病的なまでに発展したものがこの強迫性障害となるわけです。

フラッシュバック(瞬間想起現象)

フラッシュバックとは、過去の思い出したくない辛い記憶が突然よみがえってくるものです。その時の場所、様子、状況や気持ちが鮮明に思い出されるために、急にパニックになったり、落ち込んだり、自傷行為に及んでしまうケースもあります。アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラムの人は、普通の人以上に記憶力が優れているため、このようなフラッシュバックの症状に悩まされる人も少なくありません。
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摂食障害

拒食症や過食症とよばれる摂食障害もまた適応障害の二次障害として代表的なものの1つです。発達障害などの自閉症スペクトラムの人は拒食が多い傾向のようです。摂食障害は強迫性障害による強迫観念が影響しているともいわれています。

睡眠障害

考え事や心配事などの不安からなかなか眠りにつけない「入眠障害」、夜中に何度も起きてしまう「途中覚醒」、遅くに就寝しても早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」などは睡眠障害といわれ、気分障害や強迫性障害などと合わせて起こるケースも多いです。睡眠障害が続くと、気分がすぐれなかったり、疲れがとれなかったりと身体に悪い影響を及ぼします。

心身症

不安やストレスなど心理的な原因によって体に症状が現れる病気を心身症といいます。頭痛や腹痛、耳鳴りや食欲不振、湿疹などの肌荒れなどさまざまなことが起こる心身症は、内科や耳鼻科での治療を必要とする場合もあります。一時的に回復しても根本となる原因を解決しなければ再び心身症は引き起こされてしまいます。
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行為障害

行為障害はADHDの人に多く現れやすく、暴力や破壊行為のような攻撃的な行動を起こしてしまうものです。ADHDの子供は半数近くが「反抗挑戦性障害」を合併しやすいといわれており、それがエスカレートすると「行為障害」へと発展します。反抗挑戦性障害とは、怒りっぽく反抗的、否定的、挑発的な態度を人にとったり、大人をわざとに怒らせたり、失敗をすると人のせいにする言動などが目立ちます。行為障害がさらに進み罪悪感なしに犯罪的行為を繰り返すようになるのが反社会的人格障害です。多動性・衝動性優位タイプや混合タイプの人がこのような症状になりやすいといわれています。

ひきこもり・対人恐怖症

失敗などを繰り返すと、自己評価は低くなり自分自身の中でも自信を喪失してしまいます。自信を喪失すると、人と接するのがだんだん苦手になります。相手からどう思われているのか気になってしまい、緊張や不安からうまく人とコミュニケーションがとれなくなるのです。そうなると学校や会社など、人間関係が
生じるところに行くことができなくなり、自分の部屋などにひきこもったり家から出られなくなってしまうのです。

統合失調症

独り言、幻覚、妄想、まとまりのない会話、注意力の低下や無感情などが代表的な症状で、遺伝的な要因とストレスなどによって引き起こされるものと考えられています。
統合失調症は、青年期に発症することが多い精神疾患で、数年にわたる薬物治療が必要となります。原因は神経伝達物質であるドーパミンが過剰に働きすぎると考えられており、治療にはドーパミンの働きを抑制する作用のある抗精神病薬が用いられます。これらの症状はアスペルガー症候群と非常に似ているため、医師の診断でアスペルガー症候群の人を「統合失調症」と誤診してしまうことも以前は多かったようです。

二次障害は早急に治療するのが得策

もしも今の生活に生きづらさを感じていて、これらに当てはまる症状に悩まされているのであれば、いずれも早期に精神科を受診する必要があります。二次障害で起きている症状は主に薬物療法で完治・改善できるケースが多いようです。
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