アスペルガー症候群の人が周囲から誤解を受けやすい6つのポイントとうまくやっていくための改善点

アスペルガーの人の中には、
人間関係がうまくいかずに悩んでいる人も多いようです。

深刻なのは本人の無意識の行動や態度が、
気づかないうちに周囲に誤解を与えている事です。

では実際にどのような点が誤解されやすいのでしょうか。
チェックしてみましょう。

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1.正直で素直な発言が相手を傷つけている可能性もある

世の中には、心で思っていても言葉にすべきではないことがあります。

・太っている人に「太ってるね」と言う
・年上の人と再会し「だいぶ老けたんじゃない?」と言う
・可哀想だと感じる人に「惨めだね」と言う

アスペルガーの人は悪気もなく、思ったことを素直に表現してしまう特性があります。言われた人にとってみては「ひどい!」「なんてことを言うの!?」「そんなこと言わないでよ!」と反感をかわれて嫌われたり、距離を置かれたりします。

冷静に考えてみれば嫌われて当然のことです。自分が同じようなことを言われても平気でいられないはず。このような正直で素直な発言は周囲への影響を考えて「言わないように心がける」必要があります。アスペルガーの人は発言をする前に「自分が言われたらどういう気持ちになるだろう」と意識するようにしましょう。

2.マイペースさが「非常識」と思われることも

アスペルガーの人は常識にとらわれないという長所がある反面、マイペース過ぎて非常識と思われてしまう人が多いといわれています。

・服装や身だしなみに無頓着
・一方的に話をして相手の話を聞かない
・マナーが求められる場所でもわきまえない

このような傾向のある人は、相手に悪い印象を与えます。
自分のふるまい方、相手との接し方を改める努力が必要です。

3.会話についていけず脱線しがち

アスペルガー症候群の人は、会話が長続きしなかったり、相手とのすれ違いが生じても気づかないケースも多いです。

・的外れな返答をしてしまう
・自分の興味のある話に会話をすり替えてしまう
・相手が興味がなくてもおかまいなしにトークを繰り広げる

一般的な人よりも会話の内容を理解する、把握する、全体像をイメージすることが苦手なために、キャッチボールがうまくできずに、会話が脱線したり、相手が興味のない方向に話が展開されたりして、会話が続かなくなることもしばしばあります。そもそも相手がどんな話をしたがっていたかを考えながらトークを進めていく必要があります。

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4.非言語コミュニケーションが困難

アスペルガーの人は、その場の状況を読みとったり、話している人の言葉の行間を読むのが苦手です。

・相手が冗談で言ったことを本気で受け止め怒る
・声のトーンや、身振り、アイコンタクト、周囲の雰囲気を理解できない

このような問題はもともとの特性である「非言語コミュニケーションを理解するのが困難」なために起こってしまうもので、性格の問題ではなく、脳機能の問題なので仕方がないことかもしれません。しかし世の中の人たちはそこまで寛容ではありません。

言葉のコミュニケーションや非言語コミュニケーションがうまくとれなければ次第に距離ができたり誤解されたりして、本人は肩身の狭い思いをすることもあります。

5.数字や決まり事にうるさすぎて距離を置かれることも

こだわりが強いアスペルガーの人は、融通が利かないことも多いです。

・ルールは絶対厳守というこだわりがある
・誰かが数字を間違えて発言した際、訂正しないと気がすまない

その場の状況によっては、たとえ誰かが間違えた発言していても、わざわざ即座に訂正する必要がないケースもありますが、アスペルガーの人は訂正しないととにかく気がすまない精神状態になります。

そして我慢を抑えられずに、相手が上司でも訂正したりします。上司の方針、会社の方針でも納得のいかないことにはとことんぶつかっていく人も多いです。それが吉となるか凶となるかはその職場次第ですが、世の中にはすぐにはどうしようもない事もたくさんあります。

そんな中で、自分の気持ちをすぐに吐き出してしまい、周囲との微妙な空気感を生み出してしまうところが、アスペルガーの人のちょっと損をしてしまう部分なのかもしれません。

6.相手との適切な距離感がわからない

人は相手と会話する時は、自分にも相手にもストレスがかからない距離を自然にとって話す習性があります。しかしアスペルガーの人の多くはその距離感をうまくとることが苦手です。

・目上の人や立場が上の人にも馴れ馴れしく話しかけてしまう
・会話をするときの距離が近すぎたり遠すぎたりする

特に職場で男性が女性に話しかける時は、パーソナルスペースと呼ばれる「不快度を感じる最低限の距離」より近づきすぎないよう気をつける必要もあります。

誤解をされないためには相互理解が必要

人間がお互いを理解することはそう簡単なことではありません。しかし自分を知ってもらうための努力、相手を理解するための努力はアスペルガー症候群であろうとなかろうと必要なことです。

これらの改善方法としては、空気が読めない自分の特性や、冗談があまり通じず不器用な部分、会話のキャッチボールが苦手なことをあらかじめ相手に伝えておくことが大切です。そうすれば相手も「伝える努力」「理解してもらうための言い方」を意識してくれるはずです。その上で、お互いに理解し合おうと意識しながら会話をすれば、溝もできにくくなっていくはずです。

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